幼稚園の頃の夢はさくらんぼ園を経営しながらセーラーマーキュリーになることでした、
こんにちは総務です。
皆さんGWは如何お過ごしでしたか?
私はちょっぴり女子力発揮してセーラームーン展に行って参りました。リアルタイムで観ていたあの頃を思い出し、年甲斐もなくはしゃいでしまいました。こちら6月19日までの開催となっております。あの頃の青春と感動をもう一度、セーラームーンファンは絶対に行くべきです!
美少女戦士セーラームーン展 │ 美少女戦士セーラームーン展公式ウェブサイト
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/sailormoon/
普段はお家大好き!なスーパーインドアな私ですが、何を思ったか「そうだ!平泉に行こう!」と思い立ち片っ端から友人を誘いまくりようやく捕まえた子を引き連れ平泉に行って参りました。
【世界遺産 平泉 │ ひらいずみナビ】
http://hiraizumi.or.jp/heritage/
【関山 中尊寺】
平泉と言えば2011年6月に世界遺産登録が決定された、正に日本が誇る文化遺跡です。近すぎると意外に足を運ばないもので、最後に行ったのは小学生か…くらいまで遡ります。なのでちょっと、いえかなり舐めていました。余裕で見て回れると思っていました。
さあ!ついたぞ平泉!レッツゴー中尊寺!
激坂!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嘘だろ中尊寺…
既にこの時点で心折れかける総務です。この坂は月見坂と言うらしいです。
参道には樹齢300年を超える老杉が立ち並び、その荘厳な雰囲気はまるで別世界のよう…なんて運動不足の私は浸る暇もなくただただ「一歩前に踏み出すというのはこんなにも大変なことだったのか」と生きる重みを感じておりました。
堂の中には義経公と弁慶の木造が安置されていました。
色々と物がありすぎてちょっと物置のようでした…。
弁慶だし何となく元気になれそう、という理由で健康守りを買ってみました。
胃腸が良くなりますように。
薬師堂、地蔵堂を経てようやく見えてきました中尊寺本堂!
この時点で私たちの体力は既にクライマックスを迎えていました。ウルトラマンだったら胸のところがピコーンピコーンと光っている所です。
立派なアカマツに迎えられ、見えた本堂は建武4年に火災により一度は焼失しました。しかし伊達藩の庇護の元多くの堂が再建され、明治42年、現在の本堂が再建されました。
本尊には釈迦如来坐像が安置され、その立派なお姿たるや!気づいたら手を合わせ拝んでおりました。
願うはただ一つ「健康になりたいです」。
本堂を抜けると峯薬師堂があります。とにかく目立つ目の絵馬!め!め!め!「め」と描かれた絵馬がずらり並んでいます。正直ちょっと怖いです。怖すぎて写真を撮るのを忘れました。
こちらの目の絵馬は目のご利益があるとして有名で、目の絵馬やお守りはここでのみ販売されています。とりあえず「ドライアイが良くなりますように」と願ってきました。ここに来てから健康ばかりを願っている気がします。
ハートの形をした切り株がありました。ご縁がありますように、南無。
不動堂は昭和52年建立の祈祷堂になります。
ご本尊である不動明王は邪を破り、過ちを正してくれる仏様です。
多くの信者さんによるご祈祷が年間通して絶えないとのこと。
そしてやってきました金色堂!の前に先に白山神社と能楽殿に行ってきました。
立派な赤い鳥居が目印です。この鳥居をくぐり参道を行くとまず初めに能舞台が見えてきます。
能舞台は重要文化財に指定されていて、1853年に再建されたものですが日本を代表する能舞台の遺構と言われており、現在でも演能が行われています。毎年8月14日には薪能が行われ、周囲に篝火が萌える中狂言が披露されます。その独特の雰囲気と幽玄の世界に魅了され、全国から多くのファンが集まるそうです。
能楽堂を過ぎると白山神社が見えてきます。
なんと白山神社は中尊寺より歴史が古く、中尊寺を開山した慈覚大師円仁によってこの地に祀られたとされています。ここにある茅の輪をくぐることで、心に積もる罪・けがれを祓って清浄な心に生まれ変わることができるそうです。参道(産道)を通り茅の輪をくぐることは、生まれたばかりの純粋無垢でけがれのない赤ん坊に生まれ変わることとか…
なるほど、立ち去れ煩悩!ここの横に設置されている開運おみくじなんて見えない!若干の矛盾を感じつつ後にしました。
このショットはよく見かけるやつだ!!!と意気揚々と撮って参りました。
まず初めに讃衡蔵です。ここでは奥州藤原氏の遺宝や仏像を始め、国宝や重要文化財など3000点余りが展示されています。資料館なのでもちろん写真は一切禁止です。
入口には三体の丈六仏が鎮座していました。大きい…大きいです…迫力満点です…暫くぼーっと眺めているだけでも心穏やかになった気がします。私も仏の心を手に入れたかもしれません。見所いっぱいの讃衡蔵ですが、個人的にオススメなのは千手観音です。凛々しいお姿!格好いい!写真に残せないのが残念でした。
金色堂も残念ながら新覆堂の中にあり、外から見ることができず写真もNGです。美しい、の一言に尽きます。極楽浄土の有様を表現しようと、往時の工芸技術が集約された御堂です。金箔に覆われた外観内部は勿論ですが、その輝きに負けず劣らずの中に鎮座する仏像もまた引けを取りません。
その仏像の下には中尊寺を造営した初代の清衡公、毛越寺を造営した二代の基衡公、源義経を奥州に招き入れた三代の秀衡公、そして四代泰衡公が金色の棺に納められ今も安置されています。極楽浄土と呼ぶに相応しい豪華絢爛な美しさ。とにかく、あれです、平泉に行って本物を見てください!としか言えません。
ここでも手を合わせ極楽浄土を夢見て願って参りました、「肩凝りが治りますように」。
院内には松尾芭蕉の碑や芭蕉像があります。宮沢賢司の詩碑もあったそうですが素通りしてしまったようです…何と言うことでしょう…よりにもよって岩手を代表する作家である宮沢賢司を素通りしてしまうとは…。
句碑には「五月雨の 降のこしてや 光堂」と詠まれています。光堂とは金色堂のことで、その素晴らしさに感動して芭蕉が詠んだと言われている句です。
実はこの後毛越寺も訪れたのですが、運動不足二人組にはちょっと酷なスケジュールだったためほぼ見ずに帰路につくという大失態。写真だけは撮ってきましたので、何となくの雰囲気をお楽しみください。
毛越寺では季節に合わせ様々な催しものが行われており、ちょうどこの時は曲水の宴の準備をしていました。これからだと6月20日からあやめまつりが行われる予定です。
特別史跡・特別名勝 毛越寺
http://www.motsuji.or.jp/
気温も天気もちょうどいいこの時期、GWは終わりましたが梅雨入り前に世界遺産平泉を訪れてみませんか!動きやすい服装、歩きやすい靴で行くことをオススメします。
前沢牛の握りにて解散!
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