こんにちは!寒さに弱く、暑さにも弱い総務です。
梅雨が明けたらいよいよ夏本番、熱い日差しが降り注ぐ日々が待っています。
屋外での運動や仕事をされる方はもちろん、熱中症対策はされるかと思います。小まめな水分補給と適度な休憩は必須ですよね!
それでは屋内ではどうでしょう。空調も効いているし日光も浴びない、熱中症になんて…と思われている方、ちょっと待ってください!そういう方こそ陥りやすい「かくれ脱水」をご存知ですか?
脱水症の一歩手前で、進行するまで症状がでにくいのが特徴です。
汗をかくことで体内の熱を外にだし、その結果水分が失われ脱水状態となります。
「かくれ脱水」は自覚症状のない初期の段階を指し、周りは勿論本人ですら気が付かないことが多く、そのまま進行して脱水症状になってしまったり、悪化すると熱中症に陥ってしまいます。
屋外に居る時だけ注意すればいいんじゃない?と思われている方、要注意ですよ!
「かくれ脱水」の怖いところは、室内・夜間・運転中という油断しがちな状況こそ危険度が高いということです。
集合住宅や車内は気密性が高く、風通しが悪いです。そうすると汗が蒸発しにくく体温が下がりにくいため、熱中症のリスクが高まります。また夜間は大量の汗や建物内で蓄積された熱が放熱され知らずのうちに室温が上昇し、脱水症に陥る危険性があります。また運転中は水分を制限しがちなため、注意しなければなりません。また空調設備が比較的整っているオフィスでも、十分に注意が必要です。
涼しい室内から急に屋外へ出た時の急激な温度変化、睡眠不足、パソコンやプリンターが集中している場所、湿度が高い日などオフィス内にも「かくれ脱水」の危険が潜んでいます。
「かくれ脱水」は進行するまで症状がでにくい、と上記でお話ししましたが、実は症状の自覚があるのに「かくれ脱水」と気付かない場合があります。夏になると食欲不振、疲れやすいなど体の不調を感じたことはありませんか?そう、いわゆる「夏バテ」と呼ばれるものです。
「夏バテ」は発汗などで体液が減少し、消化管への血流低下やそれによる消化吸収不良のため栄養不足となり、結果疲れやすくなったり食欲不振に陥る症状を指します。このような症状を自覚されている方は、特にご注意ください。その「夏バテ」が実は、「かくれ脱水」である可能性があります。
発汗による体液減少、消化不良による栄養不足、食欲不振により食物からの水分不足などが原因で知らずのうちに脱水症状が進行していることがあります。「夏バテ」が「かくれ脱水」を引き起こし、最悪脱水症状や熱中症に陥ってしまうのです。
「かくれ脱水」を防ぐためには、まず体液が不足しないよう水分をしっかり取ることです。水だけではなく、塩分もしっかり取ることがポイントです!
また、体温を一定に保つことも重要です。そして基本は規則正しい生活を送ることです。3食はもちろん、睡眠時間の確保や適度な休息を取ることも未然に防ぐためには必要となってきます。
汗を蒸発させるためにも、空調や扇風機などで室内の風通しをよくしたり、吸湿性や通気性のよい衣類を着用するようにしましょう!
補足として、「かくれ脱水」の目安は経口補水液を美味しいと感じる様なら、脱水の可能性が大とのことです。塩分が多量に含まれた飲料なため、しょっぱいと感じないのであればそれだけ体内から塩分が奪われている証拠だそうです。
経口補水液は「かくれ脱水」の予防に最適とされているので、今年の夏は重宝しそうですね。
それでは、快適なサマーライフを!
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