日本の流行として特徴的なのは、新しい物よりも古い物のほうが、人々に受け入れやすいという傾向があります。
今回は今、再び注目を集めているフイルムカメラの『写ルンです』についてご紹介します。
「写ルンです」とは、富士フイルムの使い捨てフイルムカメラのことです。
デジカメやスマホのカメラの普及により、フイルムカメラが見ることが少なくなってきました。
しかしスマホで撮った画像にはない、独特な風合いがオシャレということで写真家や芸能人にも人気があります。
また、InstagramなどのSNSに写真を投稿するのも若者を中心に流行を見せています。
「写ルンです」は設定もいらず、使い方が簡単で、カメラ本体が軽いというメリットがあります。
近年、コントラストが効き、色鮮やかな写真は溢れています。
もちろん綺麗なのですが、目が肥えてきた現代人にとっては、どこか物足りなさがあると感じます。
今、20代~30代の方は自分の幼い頃の写真を見てみると懐かしく感じませんか?
その写真は色褪せて色合いもはっきりしていないですが、そこには思い出を感じますよね。
このフイルムカメラのゆるくて、懐かしさを感じられることが今、ウケているのではないでしょうか。
http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/promotion/lf30/index.html
写真家 奥山由之さんは主にフイルムカメラを使って、作品を撮り続けています。
映像作家でもある奥山さんは、ポカリスエットのCMや音楽PVなどでも撮影し活躍しています。
写真展『君の住む街』では人気の35人の女優さんたちが収められています。
ポカリスエット CM
写真家 奥山由之さんのオフィシャルサイト
「写ルンです」は39枚か27枚の枚数があります。
その枚数撮りきらないと現像には出せません。
「撮りきらないと写真を確認することができないのって不便。」って感じると思います。
しかし、スマホで撮った画像ならその場で確認できて便利ですが、『写ルンです』は画像を見るまでに時間がかかるため、見るときのワクワク感があります。
ワクワク感って時間があくほど増えていくのですかね。
いかがでしたでしょうか?
新しい物の良さ、古い物の良さがミックスされている現代。
「写ルンです」が再びヒットするとは、恐らく予測できなかった方も多いと思います。
それは「写ルンです」だけではなく、音楽やファッションなどにも言えることです。
これからもリバイバルヒット中の物を、ご紹介していけたらと思っています。
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