身の回りの物の色がどのように使われているか考えたことはありますか?
「私が好きだから赤色を使うの!」
「かっこいい系にしたいからやっぱ黒っしょ!?」
色には私たちに与えるイメージがあり、ホームページや印刷物のデザインにも大きく影響します。
プラスのイメージだけではなく、マイナスのイメージも考えなくてはなりません。
今回は色が与えるイメージと心理的効果について考えてみましょう。
色にはそれぞれが与えるイメージがあります。
今回は赤、青、緑、黄、白、黒の色のイメージをご紹介します。
ネガティブなイメージ:戦闘的、暴力、警告、注意
心理効果:温かさや熱を感じさせる、活力を感じ気持ちを前向きにさせる、食欲を増進させる
食欲増進の効果からファーストフード店・食品のパッケージやホームページにも多く使われていますね。企業サイトでも赤が使われることがあり、情熱的、挑戦的なイメージを受けます。赤は注意を引く色のためアクセントとして使うこともオススメです。
ネガティブなイメージ:冷たい、食欲減退、憂鬱
心理効果:集中力を高める、安眠できる、リラックスする、冷たさや寒さを感じさせる
青は信頼と安心から企業サイトに使われることが多いです。また塾などで広く使われているようですが、青いペンで勉強すると記憶力が増して身につくそうです。逆に食品関係のホームページはあまり多くありません。例えばダイエット食品に青いご飯がありますが、これは・・・食べたくないですよね。
ネガティブなイメージ:幼稚、うるさい、注意、弱さ、危険
心理効果:軽く感じさせる、膨張させる、気分が明るくなる
黄色は元気、活発なイメージから健康食品や子供関連の商品やホームページに使われます。そんな明るいイメージの黄色ですが、度を超すとうるさいイメージになりあまり良い印象を与えません。昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。
ネガティブなイメージ:非積極的、未熟、受動的、保守的
心理効果:リラックスの作用がある、目の疲れを和らげる、安心させる
安心感のある緑も企業サイトに多く使われる色です。安心感に加え、癒やしやリラックス効果もあり、病院などの医療関係のホームページにもよく使われています。
ネガティブなイメージ:冷たい、空虚
心理効果:実際の重さよりも軽く感じさせる、気分を一新する、柔らかさ、広さを感じさせる
清潔感や新しさを感じさせるファッション関係のサイトに多く使われています。白は膨張色とも言われ、白い服を着ると太って見えてしまうといった特徴もあります。現在白いダンボールの箱が使われるようになりましたが、ダンボールを白くすることで、実際よりも軽くと感じさせる効果をもたらします。
ネガティブなイメージ:不安、暗闇、恐怖、絶望
心理効果:実際の重さよりも重く感じさせる、不安を感じさせる、硬さ、狭さを感じさせる
黒を背景としたホームページでは商品の質を高めるためによく使われます。一方で黒は不安感・恐怖感を感じさせる効果があり、ホラー系では最も使われる色です。また柔らかいイメージを与える白に対して黒は硬いイメージを与えます。
これらのことから、色には様々なイメージがあることが分かります。
このホームページはどうしてこの色なんだろう?と考えてみるのも面白いかもしれません。
全てのもののデザインにおいて色彩の知識は必要不可欠です。色の組み合わせ(配色)でもイメージが大きく変わってしまうため、デザインを行う際は注意が必要です。
是非、参考にしてみてください。
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