PHPのフレームワーク「FuelPHP」を使用した時の開発メモです。
FuelPHPでSessionクラスを使用した時に下記のエラーが表示されました。
これはセッションに保存するデータの容量が4KBを超えているというエラーです。
FuelPHPではセッションの保存先がデフォルトでクッキーに保存されるようになっております。
なので4KB以上のデータを保存する際に制限がかかってしまいます。
しかし、開発を行なっていると大きいデータを保存したいという場合も出てくると思います。
FuelPHPのSessionクラスの設定でセッションデータを保存する場所をクッキーではなく、別の場所に保存することで4KB制限のエラーを回避することができます。
セッションデータの保存先を変更します。
まずは「fuel/core/config/session.php」を「fuel/app/config/session.php」にコピーしてオーバライドします。
コピーしたファイルを編集し下記の場所を変更します。
1 |
'driver' => 'cookie', |
ドライバを変更することでデータを保存する場所を変更できます。
1 |
'driver' => 'cookie', |
↓
1 |
'driver' => 'file', |
上記の場合、セッションデータが暗号化されないので注意です。
1 |
'driver' => 'cookie', |
↓
1 |
'driver' => 'db', |
データベースを使用する場合はセッションデータを保存するテーブルを作成する必要があります。
このようにのドライバを変更することで4KB制限のエラーを回避することができます。
それぞれの用途に合わせて設定してみてください。
今回はFuelPHPのSessionクラスで4KB制限のエラーが出た時の対処方法を記載しました。
大きいデータをセッションに格納してエラーになってしまった場合は、ドライバを変更することで解決することができると思います。
それでは。
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