こんにちは!年中鼻がむずむずする総務担当です。
今年もやって参りました…そう、花粉症の季節です…。
やっと冬の寒さから解放されると思いきや、戦いはまだまだ続きます。花粉大戦争です。
春の花粉症の代表と言えばスギ花粉ですが、注意すべきはスギ花粉だけではありません!
あらゆる花粉が日本中で猛威をふるっているのです。
近年では花粉症が低年齢化し、子どもの花粉症も増加傾向にあります。
知らない間に重症化…なんてことにならないように花粉症の知識をしっかり身につけましょう!
実は、このヒノキ花粉症だけにかかっている人はほとんどいません。
ヒノキ花粉はスギ花粉の次に飛散し、多少ヒノキの方が遅いですが時期はスギ花粉とほぼ一緒です(スギは一般的に2月~4月頃)。
厄介なのは、スギ花粉に反応する人はヒノキ花粉にも反応することが多く、スギ花粉症の約7割は同時にヒノキ花粉症患者でもあるということです。
この二つは花粉の形状が類似し、アレルゲンにも共通した部分があるため同時に発症し易いそうです。
スギ花粉+ヒノキ花粉のダブルパンチで重症化、なんて例もあるそうなのでスギ花粉症の方はしっかり検査されることをオススメします。
北海道の代表的な花粉と言えばこのシラカンバ花粉です。
本州では中部以北に分布し、比較的スギ花粉と似ておりくしゃみ・鼻水・かゆみなどの症状が見られます。
しかしこの花粉症、食物アレルギーの合併症を引き起こす危険性があり注意が必要です。
口腔アレルギー症候群(OAS/果物過敏症)と言い、この花粉症の特徴的な症状として一部(2~3割)の人に発症すると言われています。
口腔アレルギー症候群とは、果物を摂取することにより口や喉に痒みを感じたり腫れたりといったアレルギー症状を言います。
それ以外にも下痢や湿疹、喘息など様々な症状を起こすこともあり、稀にアナフィラキシーショックを起こすこともあるため、注意が必要な疾患です。
共通するアレルゲン(タンパク質)が花粉と果物両方に存在するため、花粉症患者が果物のアレルゲンにも反応し、合併して発症することが多いといわれています。
生食時のみ起こるといわれていますが、調理をしても症状が起こるなど個人差があるため油断は禁物です!
アレルギーを起こしやすい果物の一例として、リンゴ・モモ・さくらんぼ・柿・キウイなどが挙げられます。
シラカンバ花粉と同じく、北海道の代表的な花粉として挙げられます。
シラカンバとは違い日本全域に分布しており、本州では特に北陸地方に広く分布していると言われています。
北海道ではスギがあまり生えておらず、スギ花粉の時期に起こる花粉症の症状は大体ハンノキによるものです。
シラカンバ花粉と同様に口腔アレルギーを引き起こすことがあり、更に併発率がシラカンバよりも高いためより注意が必要です。
湿地や湿原、池沼など水辺周辺に自生することが多く、稀に公園などに植えられていることもあるためこの時期はそういった場所に近づかないようにするなど、特に子どもの場合はより用心した方がよさそうです。
スギ以外の有名な樹木花粉を挙げましたが、樹木以外にも草本花粉といういわゆる雑草花粉にも注意が必要です。
イネ科やキク科など、道端に生えている背の低い雑草花粉は特に夏から秋にかけて飛散し、症状もこの時期に出やすいです。
しかし樹木花粉と違って飛距離が短いため、近づかないことでかなり防ぐことが出来ます。
こうしたスギ以外の花粉の飛散時期や特徴などの知識も踏まえ、正しい花粉対策が必要となってきます。
オススメの対策は…今のうちに病院へ行くことです。予防が一番の対策です、これに限ります。
症状が出てからでは遅いんです!徹底的に花粉への防御壁を築いていかなければいけません。
春のぽかぽか陽気を心から楽しむためにも、万全の対策を行っていきましょう!
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