公開前のサイトや社内向けのページなど特定の人だけ閲覧できるようにIPアドレスでアクセス制限をかけることがあると思います。
.htaccessを使用してIPアドレスでアクセス制限をかけた時にサーバの設定によってはApacheのテストページが表示されることがあります。
IP制限がかかっているのであれば、Apacheのテストページではなく403ページが表示された方がいいと思うので、Apacheのテストページが表示された時の対処方法を記載します。
.htaccessで下記のようにIPアドレスで制限をかけた場合です。
指定したIPアドレスの時だけアクセスを許可するようにしています。
別のIPからアクセスしApacheのテストページが表示された場合、サーバ側の設定でApacheのテストページを表示するように指定されています。
Apacheのテストページを表示させないようにする方法は色々あると思いますが、下記の方法で対処することができます。
サーバにログインし、/etc/httpd/conf.d/welcome.confを編集します。
welcome.confを開いて下記の箇所をコメントアウトします。
↓
編集を保存しApacheを再起動させれば表示されなくなりました。
他にも「ErrorDocument 403 /error/noindex.html」でテストページを指定しているのでnoindex.htmlを変更してもOKです。
また、サイトにアクセスした時に403 Forbiddenではなくディレクトリの一覧が表示されてしまう場合があります。
その場合、Apacheの設定が下記のようになっていると思います。
ディレクトリの一覧が表示されてしまうのはセキュリティ的によくないので「-Indexes」に変更します。
これでサイトにアクセスした時に403 Forbiddenになります。
今回は.htaccessでIP制限をかけた時にApacheのテストページが表示される場合の対処方法を記載しました。
IP制限をかけた時にApacheのテストページが表示された場合、上記の方法で表示させないようにできるかと思います。
それでは。
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